【対談企画】ラジオ成田 代表取締役 田代貢一郎氏×代表理事 榎本考修
一般社団法人日本インドアゴルフ協会の代表理事 榎本考修がゲストを招いて語り合う対談企画です。
今回はラジオ成田「榎本考修のゴルフとビジネスのちょっといい関係」2月ゲストの国際ラジオ放送株式会社 代表取締役 田代貢一郎氏。
※本企画はラジオ成田「榎本考修のゴルフとビジネスのちょっといい関係」との連動企画です。
田代 貢一郎氏
国際ラジオ放送株式会社 代表取締役
銚子電気鉄道株式会社 社外相談役
株式会社MIST solution代表取締役会長
サッカーJ3 ヴァンラーレ八戸 常務取締役 など
ベストスコア 83 ※成田ヒルズ バックティー使用
ゴルフ歴 約2年
榎本考修氏
一般社団法人日本インドアゴルフ協会 代表理事
始めやすくて続けやすい「インドアゴルフ」を日本全国に展開し100万人ゴルファーを生み出す男。
ツアープロを経て、2006年10月アイエム株式会社 設立、2012年11月ステップゴルフ株式会社 設立、2019年03月 ESGホールディングス株式会社 設立、2019年05月 一般社団法人日本ゴルフスクール協会設立。
2022年06月 一般社団法人日本インドアゴルフ協会を設立し、現在に至る。
ビジネスツールの1つと考えて始めたゴルフ なかなか上達しないところが面白い!
榎本:「ゴルフとビジネスのちょっといい関係」はゴルフの話をしなくてはいけないということよりも、ビジネスの話をしていれば、それってどこかでゴルフに絡んでいるよね、ということになります。ゴルフ以外のことを田代さんから色々聞かせてほしいなと思っています。
田代:そうなんですね。気が楽になりました。とはいえ、ゴルフの話もしたいな、と思って、考えてきたんですよ。
榎本:考えて来てくれたんですか。それは嬉しいですね。
田代:ゴルフを始めたきっかけを話したいです。ラジオ成田という会社を引き継いだのがきっかけでした。プロゴルファーの方がゴルフ番組をラジオでやりたいという話があって。ゴルフを始めたいなと思ってはいたものの、始めるきっかけがなかった。何から手をつければいいのかわからなかった。道具から選ぶのか?まずはちょっと教わって、打てるようにならないと道具も選べないんじゃないか?とか。やりたいなというのと、やらなくちゃ、というのがあったものの、始められなくて。
榎本:ゴルフってそういうものですよね。
田代:せっかくプロゴルファーの方に番組をやっていただくのであれば、僕もゴルフを始めたいと思っていたので、「何から手をつけていいか…そこから教えてもらえませんか?」と。2021年の初めのころの話です。
榎本:つい最近の話ですね。
田代:始めたときの目的はビジネスツールの1つとして考えていました。
榎本:それは間違いないですよ。
田代:元々ゴルフに誘っていただく機会が多かったものの、断るのも忍びないなと思いながらも断っていました。そんな中、「ちょっとお付き合いできるようになればいいな」というのが一番の目的でした。一緒に回る人に迷惑かけない程度にやれればいいな、という感覚でした。
実際にゴルフをやってみるとすごく面白くて。時間さえあればゴルフクラブを握っていました。
榎本:純粋にどういったところが面白かったですか
田代:なかなかうまくならないところが面白いなというか
榎本:確かに。ゴルフの一番の謎ですよね。
田代:ちょっとやってすぐ成果がでるというところでもないな、と。
榎本:そうなんですよね。今日できたことが明日できないですしね
田代:毎日やらないと不安だな、というか、昨日できたことが今日できなくなるんじゃないか。できるようになると嬉しくて。ハマっていきました。
榎本:ゴルフをやっていると仕事がうまくまわりませんか?
田代:今まで「この人とはなかなか仲良くなるのは難しそうだな」と思っていた人とどんどん仲良くなれました。取引先に話す内容によっては話しにくい内容ってあるじゃないですか。そういう時はゴルフに誘って、ナイスショットの次に「いや、ちょっと言いづらいんですけど、こんなことがあって」というと「あーいい、全く問題ないよ」ってなるんですよ。
言いづらいことでアポを取るのは気が重いけど、ゴルフしながらだと「ゴルフの楽しさ」と「気が重い」相殺されて、ビジネスが円滑になりました。
榎本:言いづらいことを言わなきゃいけない場面って経営者はありますもんね。
田代:言いづらいことや相談したいことがあると、相手がゴルフをやっている方なら誘います。18ホール逃げられないじゃないですか。お互いに。ビジネスに活用させてもらっています。
それと知り合いが増えますね。
榎本:それもまた仕事が回る要因というか、きっかけになりますよね。
「同じ室内にいるからこそ仲良くなれる」それがインドアゴルフならではの魅力
田代:その中でいうとインドアゴルフ練習場ってすごくいいな、と思うことがあります。
普通の外でやる練習場ってなかなか隣の人と話をすることってないじゃないですか。
だけどインドアゴルフ練習場だと同じ室内にいるので、とても仲良くなれるんですよ。
インドアゴルフ練習場で知り合って、仲良くなった人とラウンドに行ったりしました。
榎本さんのSTEPGOLF PREMIUM GINZA YURAKUCHOの会員さんにもお誘いいただきました。
岩手の軽米でラウンドしませんか?とか。笑
僕も岩手や青森にいくことが多いので「どうですか」とお誘いいただきました。
榎本:STEPGOLF PREMIUM GINZA YURAKUCHOへご入会いただいてありがとうございます。
それにしてもすごいコミュニケーションツールですね。
田代:インドアゴルフ練習場ならではの良さかな、と思います。
一緒に練習している人たちと仲良くなれます。そこがいいですよね。
もちろん、仕事にも繋がっていますよ。
人工芝の処理をされている方とインドアゴルフ練習場で知り合い、仲良くなり、「処理したい人工芝があるんです」とお願いできたことがあります。
榎本:純粋に楽しんでいる者同士なので、そういったこともふとした時に生まれるんでしょうね。
田代:会員同士楽しんでいるので、会話が途切れないというか。
榎本:パッと会って、名刺交換しただけではなかなか相談しようかというところまで届かないけど、会員様同士だと自分が求めている人と出会えると「あなたそうなんですか」という感覚ですね。
田代:どんどん仲良くなれますよ。会員様とプロレス観に行ったりもしました。
榎本:ビジネスだけでなく、プライベートでも幅が広がっていますね。
田代:インドアゴルフ場は本当に仲良くなれます。
榎本:そう言ってもらえるとどんどん自信になります。屋外の練習場ではないですよね。特に日本がそうだと思うんですけど。アメリカは広大な土地にクラブハウスみたいなところで珈琲買ったりするところがあって。みんな外で並んで打ってる。カジュアルに声をかけあう。日本は打ちっぱなしで練習している人が他人同士で声を掛け合うのは見たことがないですよね。
田代:教えたがる人はいますけど、コミュニケーションって言ってもその程度ですよね。
榎本:ステップゴルフも100店舗に到達しようとしているけど、ラジオさせてもらっている環境でいうと、インドアゴルフのサポートをしていく協会としてやっている身としてはとても嬉しいお話でした。
田代:僕、何カ所も会員になってもいいと思っています。
榎本:そう言ってもらえると僕たちが店舗展開している意義がさらに増しますね。
田代:ゴルフに行きたいな、と思っているときにメンバーが足りない時あるじゃないですか。そんな時は会員の方に「この日、いかがですか」と誘っています。
田代:去年、大会に出たんですよ。僕みたいな公式のハンディキャップをまだ取っていない人も参加できる競技会です。コースデビューして1年そこらで出た人はいない雰囲気でした。大変恥ずかしい思いをしました。というか緊張しました。
榎本:僕は行っちゃった方がいいと思っています。
インドアで2回3回練習したらゴルフ場に行っちゃおう!というのには僕の想いが詰め込まれています。ゴルフ場で18ホール回るっていうことにしばられないでいいじゃん、9ホールでもいいじゃん、3ホールでもいいじゃん、なんなら散歩でもいいじゃん、と思っています。ゴルフ場は広大な緑で空と大地に恵まれたゴルフコースは最高の健康寿命延伸につながると思っています。だから「行ってほしい」という思いで敷居を低く、なくしてしまいます。なので、僕は田代さんが凄いと思います。
田代:3回くらい練習場に行って、「ゴルフ始めたならコースに行こうよ」とコースに誘ってくれた人がいたんですよ。ラウンドデビューは半分無理やり連れていかれました。だけど行って良かったと思いました。ゴルフ場にいるだけで気持ちいいですよね。
ゴルフ場にいるだけで気持ちよくて。唯一プレッシャーだったのは気持ちの中で「回りきらないといけない」というのがプレッシャーでした。
榎本:ゴルフコースを体感するのが重要ですよね。次に対しての道が開けますよね。
田代:行く前は初めてで気が重かったんですよ。ゴルフってスポーツだけどレジャーですよね。「遊びに行くのにこんなに気が重いのか」って。笑
いざラウンドすると、最後の2~3ホールは「もうすぐ終わっちゃうのかな」と寂しくなり、「また次、行きたいな」となり、「これはゴルフを続けられそうだ!」と思いました。
今となってはゴルフを始めて本当に良かったと思っています。
榎本:田代さんに今度社内イベントでみんなの前に出てもらってインドアゴルフの良さを話してもらいたい、うちの社員が勇気づけられるな、と思いました。
競技の話にもなりましたし。
ステップゴルフっていうのはインドアゴルフだけのものではなく、ゴルフコースでのレッスンもあれば、競技会もあれば、いちご狩り、温泉とのツアーと絡めてゴルフを「なにかのついで」にしていくことを提案していこうと思っています。そうすることが新規ゴルファーの掘り起こしになると思うので。
今日の田代さんの話は僕の話に繋がりますね。楽しいお話、ありがとうございました。
田代:ありがとうございました。